◇ 日時 2024年11月23日(土)13:00~16:30
◇ 会場 北九州市立生涯総合学習センター
◇ 講師 佃 收 先生
◇ テーマ 倭の五王
(日本列島を征服し、朝鮮半島を支配した渡来人)
〇 講演の概要
中国南朝の「宋」の国書である『宋書』に記載されている「倭国」の五人の王である讃・珍・済・興・武についての歴史をお話しする。
西暦390年に中国東北部の倭城から「倭人(卑弥氏)」の「倭讃」「倭珍」が、八女郡広川町に渡来して「貴国」を追い出し、北部九州に「倭国」を樹立する。
「倭王珍」「倭王済」は近畿地方まで征服する。「倭王済」は朝鮮半島に「任那日本府」を設置して、朝鮮半島を支配する。
「倭王興」は関東まで征服する。「倭王興」の墓が埼玉古墳群の「稲荷山古墳」である。
「倭王武」は「ワカタケル大王」である。日本列島で初めて「天子」となり、「年号」を建てている。